Power Automate Excel 行の取得 繰り返し

以前の記事Excelを上から1行ずつ最終行まで読込→別のファイルから値を転記→数式を設定これのPower Automate Desktop版を作成してみました。

目次

  • 1 概要
  • 2 作成した(された)変数
  • 3 作成したフロー
  • 4 Excelの起動(メインデータ)
  • 5 Excelワークシートから最初の空の列や行を取得(メインデータ)
  • 6 Excelの起動(単価データ)
  • 7 Excelワークシートから最初の空の列や行を取得(単価データ)
  • 8 変数の設定(メインデータの2行目からスタート)
  • 9 ループ条件(メインデータのカウンターが最終行以下の間は繰り返す)
    • 9.1 Excelワークシートから読み取り(メインデータの商品CDの値をし)
    • 9.2 変数の設定(単価データの2行目からスタート)
    • 9.3 ループ条件(単価データのカウンターが最終行以下の間は繰り返す)
      • 9.3.1 Excelワークシートから読み取り(単価データの商品CDの値を読み取る、値の取得)
      • 9.3.2 If(メインデータの商品CD=単価データの商品CDの場合)
        • 9.3.2.1 Excelワークシートから読み取り(対象の商品CDの単価を読み取る、値の取得)
        • 9.3.2.2 ループを抜ける
      • 9.3.3 変数を大きくする(単価データのカウンターを1上げる)
    • 9.4 Excelワークシートに書き込み(メインデータに取得した単価を書き込む、値の設定)
    • 9.5 Excelワークシートに書き込み(メインデータに単価×数量の数式を書き込む、値の設定 )
    • 9.6 変数を大きくする(メインデータのカウンターを1上げる)
  • 10 ▶で実行してみる

概要

メインデータ:出荷売上の実績(商品CDと出荷数量を持ってるとする)
マスタデータ:単価のマスタデータ(商品CDと単価を持ってるとする)
があったとする。

①とりあえず、出荷売上の実績データの最終行を取得
②①で取得した行まで上から繰り返し読み込む
③検索したい商品CDを対象商品CDとして変数に格納
④単価マスタデータを 上から読み込み③で格納した商品CDがヒットするまで繰り返す
⑤④でヒットした行の値を対象商品の単価として変数に格納
⑥メインデータに⑤で格納した単価を書き込む
⑦ついでに数量×単価の数式も書き込む
⑧対象の行を1カウントアップして②に戻る

使用したサンプルデータ(メインデータ)

使用した単価マスタデータ

作成した(された)変数

作成したフロー

Excelの起動(メインデータ)

Excelワークシートから最初の空の列や行を取得(メインデータ)

これでメイン最終行や最終列(実際には最終+1)を取得できる。

Excelの起動(単価データ)

Excelワークシートから最初の空の列や行を取得(単価データ)

変数の設定(メインデータの2行目からスタート)

ループ条件(メインデータのカウンターが最終行以下の間は繰り返す)

Excelワークシートから読み取り(メインデータの商品CDの値をし)

変数の設定(単価データの2行目からスタート)

ループ条件(単価データのカウンターが最終行以下の間は繰り返す)

Excelワークシートから読み取り(単価データの商品CDの値を読み取る、値の取得)

If(メインデータの商品CD=単価データの商品CDの場合)

Excelワークシートから読み取り(対象の商品CDの単価を読み取る、値の取得)
ループを抜ける

変数を大きくする(単価データのカウンターを1上げる)

Excelワークシートに書き込み(メインデータに取得した単価を書き込む、値の設定)

Excelワークシートに書き込み(メインデータに単価×数量の数式を書き込む、値の設定 )

変数を大きくする(メインデータのカウンターを1上げる)

▶で実行してみる

ちゃんと実行されました!

以上

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