ズバッと解決! Windows 10探偵団 第120回 Show 「リモートデスクトップ」で操作可能
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
Windowsストアで、「リモートデスクトップ」と検索し、このアイコンのアプリをインストールする 調査依頼自宅から実家のPCを遠隔操作することはできない?Windows 10搭載PCの遠隔操作は可能。Windowsには昔からリモートデスクトップという機能が用意されていて、遠隔地のPCを手元のディスプレイに映して操作することができる。Windows 10向けにも5月26日にUWP版の「リモートデスクトップが公開された。自動的にアップグレードされていない場合は、Windowsストアからダウンロードしよう。
アプリの起動画面。画面下のフォームにPC名もしくはIPアドレスを入力する
左上のメニューから設定を開ける
操作される側のPCで使っているアカウント情報を入力する UWPアプリだけあり、シンプルなUIでがらっと見た目が変わっている。タブレットモードのタッチ操作でも問題なく使えそうだ。利用方法は基本的に変わらない。「リモートデスクトップ接続」というアプリを起動し、「PC名」のところにPC名やIPアドレスを入力し、「接続」をタップすればいい。リモートでプリンターやクリップボード、スマートカード、マイクなどを利用するなら、「設定」→「接続の設定」を開いて設定を確認しておこう。
セキュリティチェックが出るので「接続する」を選ぶ
接続できた。ウィンドウの中で別のpのデスクトップが表示されている 接続できれば、遠隔地のPCは強制的にログイン画面になり、手元のPCで操作できるようになる。自宅のPCで忘れたファイルをクラウドストレージに移動したり、PCで走らせているプログラムのチェックなどを行える。
接続履歴がサムネイルで残るので、次回の接続は簡単 ただし、要チェックのポイントが2つある。まずは、「操作される側」=「ホスト」になれるのは、Windows 10 Proエディション。Homeエディションは「操作する側」=「クライアント」にはなれるが、ホストになることはできないので注意すること。また、家庭で使っているルーターやWindowsのファイアウォール機能が外部からのアクセスを遮断しているので、それを開通させる必要がある。ルーターの3389番ポートを開けばいいのだが、初めての人にとっては難しい作業になる。
「Chromeリモートデスクトップ」の起動画面。ホストとクライアントの両方にインストールし、同じGoogleアカウントでサインインしておく
PCを選んで接続する。ルーターの難しい設定などは不要だ そこでオススメなのが「Chromeリモートデスクトップ」。Chromeブラウザの拡張機能で、手軽にPCを遠隔操作できるのが魅力。Homeエディションでも利用できるのが嬉しいところだ。 これでズバッと解決!Windows 10の「リモートデスクトップ」で操作可能。さらに、UWPアプリが登場し、家庭内など同じネットワーク内であれば誰でもつなげられる。ただし、外出先から自宅、自宅から実家などにつなぐにはルーターを超える必要がある。無理なら「Chromeリモートデスクトップ」などを利用しよう Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに! ここでは、Microsoftが提供するWindows10のリモート デスクトップ機能を使って自宅のパソコンをリモート操作する方法を紹介します。 接続先パソコンの条件Microsoft リモート デスクトップの接続先となるWindowsパソコンの必須条件は次の3点です。
以降、この3点の設定方法を説明します。 Windowsのアップグレード接続先パソコンのWindowsのエディションが「Pro」「Enterprise」「Ultimate」(Windows10の場合は「Pro」のみ)でない場合は、Windowsのアップグレードを行います。 Windows 10 Home から Windows 10 Pro へのアップグレード(Microsoft) Microsoftは、Windows10から、従来のプロダクト キーに替わり、徐々にデジタルライセンス方式に移行しています。 これはMicrosoftのサーバー側で、Windowsのライセンスを個々のハードウェアに紐づけて管理するものです。 Windows10への無償アップグレード、ストアでのPro へのアップグレードを行うと、そのパソコンで使用していたライセンスはデジタルライセンス方式に移行します。 デジタルライセンスになっていると、Windowsの再インストール時にもプロダクト キーの入力は不要ですが、替わりにそのハードウェアが故障すると、ライセンスも使用できなくなります。 パソコンの買い替え時には、必ずWindowsのライセンスも購入が必要となる、というわけです。 Windows 10 のライセンス認証(Microsoft) Windowsのログインパスワードの設定接続先パソコンでWindowsのログインパスワードを設定していない場合は、これを設定します。 外出先から自宅/職場パソコンに接続する場合ここまでの設定で、同じ自宅/職場内LANにある接続先パソコンにリモートデスクトップ接続することができます。 外出先から自宅/職場のパソコンに接続するには、さらに下記の設定・確認が必要です。
最近のWi-FiルーターやNASでは、無料でDDNSやVPNサーバが設定でき、比較的簡単にこれらの条件をクリアすることが可能です。 これらの設定方法についてはテレワーク:外出先から自宅や勤務先のパソコンをリモートデスクトップ操作する方法のページをご覧ください。 テレワーク:外出先から自宅や勤務先のパソコンをリモートデスクトップ操作する方法 ファイアーウォールに注意 パソコンのスリープ設定接続先のパソコンを電源入れっぱなしにしてコントロールする場合は、接続先パソコンがスリープに入らないように設定しておきましょう。 マウスを自動で動かしてスリープを抑止できるデバイスも発売されています。
ノートパソコンのリモートのやり方は?「スタート」→「Windows アクセサリ」→「リモートデスクトップ接続」の順にクリックします。 「コンピューター」にホストPCのコンピューター名を入力し、「接続」ボタンをクリックします。
リモートPCの設定方法は?接続先の PC でリモート接続を許可するように設定するには、次の手順を実行します。. Windows 10 Pro を使用していることを確認します。 ... . 準備ができたら、[スタート]>[設定] >[システム] >[リモート デスクトップ] の順に選択し、[リモート デスクトップを有効にする] をオンにします。. Windowsの遠隔操作方法は?[スタート]を開き、W行のWindowsアクセサリをクリックするとフォルダ内が開きます。 その中からリモートデスクトップ接続を開きます。 リモートデスクトップ接続画面が開いたらコンピューター名の箇所へ社内のパソコンで使用しているデバイス名を記載して接続ボタンをクリックします。
リモートアシスタントのやり方は?タスク バーの検索ボックスに「リモート アシスタンス」と入力し、結果の一覧から [このコンピューターからのリモート アシスタンス招待の送信を許可] を選びます。 次に、[リモート] タブで、[このコンピューターへのリモート アシスタンス接続を許可する] チェック ボックスをオンにし、[OK] を選びます。
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