仮想環境へ評価版 Windows Server 2022 をインストールする手順去る、2021年8月18日に Windows Server 2022 が GA されました。 GA されたと言っても、Microsoft 社からアナウンスされた訳ではなく、Windows Server 2022 ライフサイクルポリシーのサイトがひっそり更新されていた感じです。 Windows Server 2022 ライフサイクルポリシーには、サポートの開始日が「2021年8月18日」と説明されていますので、その日付が Windows Server 2022 の GA 日になると思います。 今回は Windows Server 2022 の評価版のダウンロードからインストールまでの手順を解説したいと思います。 なお、仮想環境へ評価版 Windows Server 2019 をインストールする手順に関しては、別の記事でまとめていますので、よろしければこちらをご覧ください。 2021年8月8日の段階ではプレビュー版がダウンロード可能でした。 画像クリックで拡大画像を表示しますそれから10日あまりで評価版がダウンロード可能になっていました。 まず、Microsoft の評価版 Windows Server 2022 のダウンロードサイトに接続します。 画像クリックで拡大画像を表示します今回は インストーラーを使って仮想環境にインストールすることが目的ですので [あなたの経験を選択してください] に [ISO をダウンロード] を選択し [OK] をクリックします。 設問の意味が不明ですね。 評価版 Windows Server 2022 は Microsoft のサイトから入手が可能です。 次に、フォームに情報を入力します。 画像クリックで拡大画像を表示しますフォームへの情報の入力後 [次へ] をクリックします。
次に、使用する言語を選び [ダウンロード] をクリックします。 画像クリックで拡大画像を表示します評価版 Windows Server 2022 のインストーラーのダウンロードが開始されます。 評価版 Windows Server 2022 のインストーラーのダウンロードが完了したら、続いては、評価版 Windows Server 2022 のインストール手順を解説いたします。 なお、評価版 Windows Server 2022 は仮想環境(Hyper-V)にインストールいたします。 仮想マシンを起動します。 画像クリックで拡大画像を表示しますインストーラーが実行されていますので、インストーラーに従いインストールを進めます。 インストールする言語などを選び、[次へ] をクリックします。
次に、[今すぐインストール] をクリックします。 画像クリックで拡大画像を表示します次に、インストールするオペレーティングシステムを選び [次へ] をクリックします。 画像クリックで拡大画像を表示します本稿では [Windows Server 2022 Standard Evaluation(デスクトップエクスペリエンス)] を選択しています。 次に、ライセンス条項に同意し、[次へ] をクリックします。 画像クリックで拡大画像を表示します次に、[カスタム : Microsoft Server オペレーティングシステムのみをインストールする(詳細設定)] をクリックします。 画像クリックで拡大画像を表示しますアップグレードの場合は、[アップグレード : ファイル、設定、およびアプリケーションを保持して Microsoft Server オペレーティングシステム をインストールする] をクリックします。 次に、インストールする場所を選び、[次へ] をクリックします。 画像クリックで拡大画像を表示します本稿ではパーティション分割はおこないません。 そのため、[ドライブ0の割り当てられていない域] を選択しています。 評価版 Windows Server 2022 のインストールが開始されます。 画像クリックで拡大画像を表示します評価版 Windows Server 2022 のインストールが終了すると、自動的に再起動します。 画像クリックで拡大画像を表示しますWindows 起動後、Administrator のパスワードを入力し [完了] をクリックします。 以上で、Windows Server 2022 のインストールは完了です。 評価版 Windows Server 2022 のインストールが完了したら、続いては、評価版 Windows Server 2022 のインストール後の確認を実施します。 評価版 Windows Server 2022 にサインインします。 画像クリックで拡大画像を表示します次に、Windows Server 2022 の「サーバーマネージャー」ウィンドウが起動されます。 画像クリックで拡大画像を表示します「サーバーマネージャー」ウィンドウの [ローカルサーバー] を選択すると、サーバーのプロパティが確認できます。 画像クリックで拡大画像を表示します本稿の例では、[オペレーティングシステムのバージョン] は [Microsoft Windows Server 2022 Standard Evaluation] となっています。 また、インターネットに接続すると、画面右下にライセンス情報が表示されます。 画像クリックで拡大画像を表示します評価版 Windows Server 2022 をインストールしているので [180 日 の間有効な Windows ライセンス] が表示されています。 次に、インターネットのプロパティを確認します。 次に、「設定」ウィンドウから [ネットワークとインターネット] → [イーサネット] → [DoHを構成するイーサネット] をクリックし DNS-over-HTTPS の設定を確認します。 画像クリックで拡大画像を表示します「インターネット」ウィンドウの [DNS編集] の [編集] をクリックすると、優先 DNS や代替 DNS の暗号化が設定可能です。
以上が、評価版 Windows Server 2022 のダウンロードとインストール手順となります。 いかがでしたでしょうか? 評価版 Windows Server 2022 の インストールに関して、今までの OS から変更されて点はありませんので、特に難しい点はなかったと思います。 一方、新機能に関しては、気になる点が2つほど。 前者の「SMB over QUIC」は、SMB を QUIC プロトコルに使用することにより、ファイルの転送時間が短縮が期待できるのではと思っています。 後者は、「新しい仮想マシンのホットパッチ (プレビュー)」で説明されているように、更新プログラム適用時の再起動が不要とのことです。 「ホットパッチには、再起動を必要としない更新プログラムが含まれます。 」 とのこと。 「ホットパッチには、再起動を必要とする更新プログラムも含まれます。 」と、解釈しなくてもよいですよねー? 2011年秋には Windows 11 も GA されますので、Microsoft から、まだまだ目が離せませんね。 Windows 11 のインストール手順は、別の記事でまとめていますので、よろしければこちらをご覧ください。
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